暗号資産市場は2026年6月第3週、総額6億7070万ドル超相当のトークン供給解放を迎える。LayerZero(ZRO)、Spark(SPK)、Kaito(KAITO)など主要プロジェクトが大規模な新規トークン流通を予定。
これらのロック解除は市場の変動性を高め、短期的な価格変動に影響を及ぼす可能性がある。注目すべきポイントをまとめた。
LayerZeroは異なるブロックチェーン間を接続する相互運用性プロトコルである。主な目的は、チェーンをまたぐシームレスなコミュニケーションの実現である。これにより分散型アプリケーション(dApps)が従来のブリッジモデルに頼らずに複数のブロックチェーン間で相互接続できる。
6月20日にチームは2571万枚のトークンをロック解除する。これは流通済み供給量の4.83%に相当し、およそ2316万ドルの価値。
LayerZeroは、戦略的パートナーに1342万枚を配分する。コア貢献者には1063万ZRO。最後に、チームが買い戻したトークンとして167万ZROを割り当てる。
SparkはDeFi分野のオンチェーン資本アロケーターとして機能するプロトコルであり、ステーブルコインの流動性をDeFi、CeFi、現実資産に配分する。SPKはERC-20準拠のガバナンスおよびステーキング用トークン。
6月17日、Sparkは市場に9億枚のトークンをロック解除する。総額は1780万ドルで、現在の流通済み供給量の27.08%に相当。
ネットワークは6億枚をエコシステム向けに配分する。さらに、チームは3億枚を取得する。
KaitoはAI搭載のWeb3情報プラットフォームであり、SNSやガバナンスフォーラム、ニュースなど多様な情報源から暗号資産市場データを集約・解析する。KAITOトークンは、プラットフォーム内の媒体、ガバナンス手段、インセンティブとして活用される。
6月20日にチームは1760万枚をロック解除する。これは流通済み供給量の4.49%で、約740万ドル相当。
財団は119万枚を受領する。コア貢献者には694万枚を配分。さらにアーリーバッカーには231万KAITO、エコシステムとネットワーク拡大のためチームが716万KAITOを割り当てる。
このほか6月第3週には、Sei(SEI)、Arbitrum(ARB)、YZY(YZY)などの主要プロジェクトでも大規模ロック解除が予定されており、市場全体の供給拡大に寄与する見通し。

