Snapの新しい2,195ドルの拡張現実(AR)グラスは、その高い価格設定から、ウォール街のアナリストたちにマス市場向けの消費者デバイスというよりも、開発者キットとして受け止められている。
Snapの新しいARグラスは、MetaのグラスがSnapの半額以下であることを考えると、マス普及の面でMetaのグラスと競合するのは難しいとみられる。
「本日、Evan Spiegelが2026年秋のSPECS製品リリースに関する基調講演を行った。全く意外ではないものの、プレミアム価格(2,195ドル)は製品が『アーリーアダプター』向けに設計されていることを示しており、10年にわたる開発サイクルの後としては失望的だ」と、ウェルズ・ファーゴのテックアナリスト、アレック・ブロンドロはノートに記した。
ブロンドロによる新型ARグラスへの第一印象:
別のノートで、Citizensのアナリスト、アンドリュー・ブーンはSnapの新しいグラスについてクライアントに「ファッションの観点からは、MetaのMeta Ray-Ban DisplayよりもAppleのVision Proグラスに近い、かさばる印象だ」と述べた。
ブーンは新しいグラスを「2,195ドルという価格設定から、消費者製品というよりも開発者キットに近い」と表現した。
B. Riley Securitiesのアナリスト、ナベド・カーンは「初期導入は比較的高い単価(2,195ドル)によって制限される可能性が高いが、経営陣はローンチを活用して製品をさらに改善し、後続モデルをより手頃な価格にしていくと期待している」と述べた。
Bloomberg Intelligenceのアナリスト、マンディープ・シンは「約2,195ドルの価格帯の新型ARグラスによるSnapのハードウェアへのさらなる拡大は、MetaのRay-Ban ARグラスの普及に匹敵する可能性は低い」と指摘し、「後者の低い価格設定と独自の大規模言語モデルが、画像生成や音声統合機能の展開において優位性をもたらしている。一方でSnapはアプリエコシステムとエージェンティック機能の構築に苦戦する可能性が高い」と付け加えた。
SnapによるARグラスの発売は、Vision Proの失敗したローンチを受けてAppleがスマートグラスへの参入を深める中で行われた。われわれはMetaがこの競争に勝利していると主張し続けており、Ray-Banスマートグラスがその価格帯から最も明確なアーリー消費者の勝者として台頭している。またMeta Ray-Banグラスのサプライチェーンについても調査済みで、読者はこちらで再確認できる。
