3つのアルトコインが2026年6月第4週を上昇から中立にかけてのチャート形状で迎えている。注目の3銘柄はいずれも先週の最大上昇率ランキングに入った。
各トークンはいずれも重要なフィボナッチまたはチャネル水準付近で推移している。日足チャートではモメンタム、出来高、サポートが今後の方向性を左右する可能性を示している。
LAB(LAB)は14.97ドル付近で取引され、日中で約1.7%上昇、時価総額は47億ドル程度。5月初旬から高値・安値ともに切り上げている。
直近では0.382フィボナッチ(19ドル付近)のレジスタンスを再び試し、0.618フィボナッチ(13ドル付近)でサポートを確認した。これ以前には7ドルの元レジスタンスが6月初旬と6月11日に2度サポートへ転換(青円)した。
この動きは、6月初旬に急落し、数十億ドル規模の時価総額が吹き飛んだ直後の反発となる。RSIは現在60付近までゆるやかに上昇しているが、強気領域には達していない。日足で19ドルを明確に上抜ければ、より高いフィボナッチ帯への上値余地が生まれる。
Uniswap(UNI)は3.01ドル付近で推移し、日中で約0.6%上昇。過去1週間で16%近い上昇となり、大型銘柄の中でも有数の強さを示した。
日足チャートでは0.382フィボナッチ(3ドル付近)をサポートとして反発を試みている。この水準が維持されれば、0.5フィボナッチ(3.30ドル付近)と0.618フィボナッチ(3.50ドル付近)がレジスタンスとなる。
6月中旬には出来高が急増(青い楕円)、モメンタムの回復を示した。しかし6月17日には強い売り圧力も出現した。
RSIは強気水準を狙ったが、跳ね返され、現在は中立的な53となっている。スタンダードチャータードの2030年に向けた100ドル目標が引き続き注目材料となっている。
Stellar(XLM)は0.21ドル付近で取引され、24時間で約0.8%下落したが、週間では約12%高となった。2026年の大半でXLMは横ばいチャネル内を推移していた。
上限バンドでは4回にわたり価格が跳ね返されたが(赤矢印)、5月28日に出来高急増とともにブレイクアウト。その後長期チャネルの構造を再び確保した。以降は出来高減少が圧縮局面を示唆している。
チャネルの旧レジスタンスは6月10日から15日(青円)にサポートへ転換した。その後は0.23ドル付近のレジスタンスを試し、現在は0.20ドルのサポートを維持しつつ上昇基調を継続できるかが焦点となる。RSIは中立的な54。
Centrifugeは6月20日に現実資産をStellar上にもたらし、新たな材料となった。
3銘柄はいずれも共通したメッセージを持つ。モメンタムは改善したが、いずれもRSIで強いトレンドは確認できていない。
LABは鋭い反発後でもっとも上値が進み、UNIはフィボナッチ節目で最も反応的、XLMはチャネル上抜け後の構造が最も明確である。
それぞれのサポート水準が維持されるかどうかが来週の上昇継続か停滞かを左右する。急速なトレンド変化の場面ではアルトコインの動きがビットコインと連動しやすい点にも注目したい。
