フィリピンのスマートシティは、高度なインフラへの一辺倒な依存ではなく、「スマートガバナンス」と果断な人間的リーダーシップを基盤とすべきだと、マニラ首都圏開発局(MMDA)長官が述べた。
「テクノロジーは重要だが、テクノロジーはあくまで入口に過ぎない。リーダーシップこそが機能させるものだと私たちは信じている。常に人間的要素が鍵となる」と、MMDA総局長ニコラス・D・トーレ3世は、タギッグのSMXコンベンションセンター・アウラで開催されたスマートシティ・コンベンション2026での講演で述べた。
同氏は、人工知能やデータセンターといったテクノロジーは重要であるものの、交通渋滞、洪水、公共安全に対するリアルタイムソリューションへとデータを変換するために必要な人間的要素を代替することはできないと強調した。
MMDA長官は、都市の知性はデジタルツールによって測られるのではなく、救急車の到着時間の短縮や、自然災害が発生する前の洪水水位モニタリングといった問題を解決する能力によって測られると述べた。
これほど大規模な「メガシティ」を管理する唯一の方法は、データ、規律、そして果断な実行を通じてだと同氏は語った。
「MMDAでは、リアルタイムの状況把握とリアルタイムの対応に向けて継続的に取り組んでいる。交通監視、CCTVシステム、統合指令センター、緊急調整、データ分析、インシデント管理においても同様だ」とトーレ氏は強調した。
コンベションでは、MMDA長官が同機関の136ホットラインを実演し、交通または道路関連のインシデント発生から数分以内に道路の通行を回復するよう設計されたプログラム管理システムを披露した。
同氏は、各ステップにおいてインシデントへの対応、措置、解決をそれぞれ5分以内に行う同機関のプログラムを強調した。 — Juliana Chloe A. Gonzales


