ベルベットは過去7日間で306%上昇し、先週の主要アルトコインの中で最高のパフォーマンスとなった。トークン価格は現在1.80ドルを超えており、買いが2ドルをうかがう展開。
この上昇は、6月初旬に発生した大幅な調整でVELVETが0.30ドル付近まで下落したことを受けたもの。2つのプロダクト開発が買い戻しを促した。
プロジェクトは、プロトコル保有流動性の100%をBase上のAerodrome Financeに移した。Aerodromeは同チェーンの主要な分散型取引所であり、この移行により流動性が1つのプラットフォームに集約され、トレーダーにとってはスプレッドが縮小し、取引の約定も有利となった。
ベルベットはまた、合成プレIPO市場を開始し、ユーザーが非上場企業の公開前に投資エクスポージャーを取得できるようにした。特にSpaceXの関連機能は大きな投機的関心を集め、6月中旬のVELVETトークン価格急騰につながった。
取引量も価格上昇とともに急増し、薄商いによる値動きではなく確かな買い需要が入ったと確認できる。
一方で、時価総額は約800億ドルに対し、ロックされている総額は77万ドル程度にとどまる。この乖離は、プラットフォーム利用よりも投機的な動きが主に価格上昇の要因であることを示す。
VELVETの急騰は、全体的に低調な市場環境下で際立っている。ビットコイン(BTC)は6万ドルをわずかに下回る水準で推移しており、マクロ経済の不透明感やリスク回避姿勢が重しとなる。大型アルトコインは軒並み勢いを欠いている状況。
市場全体が停滞する中で、VELVETのような時価総額の小さいトークンに資金が流入する傾向は特筆される。これは、広範なセンチメント回復というより、投機的な動きが背景にあることが多い。

